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 僕は、鞄の事もファッションの事も興味がありませんでした。岡本太郎の太陽の塔をはるかに越える巨大彫刻をつくりたいと意気揚々と彫刻家を志したのは19歳の頃です。様々な彫刻コンクールで数々の賞を獲得しました。芸大卒業後、彫刻を売って生活をしようと考えた時に、作りたい作品が売れない現実に直面しました。それでも、作りたい気持ちは抑える事が出来ない。だから自分で売ろうと心に決めました。どのデパートでも最も華やかな場所に陳列されている高級ブランドのハンドバッグは、工芸品の様に手の込んだものでした。デザイナーと職人が知恵を出し合わないと出来ない芸術品です。僕は、その二役を一人でできる、そうすれば、もっといいものを生み出す事ができるはずだと思いました。僕は、芸術作品のような美しい鞄を生み出す決意を込めて自らの名前を鞄に刻む事にしました。
 日本は、最も高級ハンドバッグが消費されている国の一つですが、世界的なバッグブランドはひとつもありません。バッグブランドを立ち上げるからには僕は、世界最高峰のブランドを目指します。はっきり断言します。僕が作りたいものは、今までにないものではありません。これからも誰も作る事の出来ない真似のできないバッグをつくることです。